みずいろ、その先へ。

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「みずいろ」でアコーディオンを弾いている熊坂るつこさんと、
名古屋、京都、大阪とライヴツアーに出かけることになりました。
４月１７日から１９日の三日間。もう、今週末です。
まだまだ先だと思っていたけど、本当に春はあっという間です。

冬眠からあけて、春に向かって、前にすすんでいく季節に、
今回のツアーを企画してくれている、やんてらさんが、
「穂高亜希子with熊坂るつこ　
みずいろ発売記念　その先へツアー　名古屋・関西編」
という素敵なタイトルを付けてくださいました。
今日は各３公演のライヴを紹介します。

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４月１７日（金）は名古屋鶴舞KDハポンさん。
「ひかるゆめ」での2011年10月以来、３年ぶりです。
劇場のようなところを改装してつくられたという、
とっても素晴らしいライヴハウス。
店長のモモジさんもとても素敵な方で、
前回もとっても思い出に残るライヴとなりました。
今回は、2012年に青山月見ル君ヲ想フでのライヴで出逢った、
大好きな名古屋のバンド「ツクモク」のボーカル、角田波健太さん、
そして、初めてお逢いする、本村ナオミさん、NARCOさんと。
角田さん、初めて逢った時、その屈託のない人柄に、
人見知りでいっぱいだった自分の心の氷も自然にとけていった。
そしてライヴを見ても、やっぱり心の氷が一気に溶けた。
そのとき、人間が音楽に出るんだなぁ、って本当におもいました。
名古屋の素晴らしい音楽家たちと、名古屋の音楽を愛する人たちに
お逢い出来るのが本当に楽しみです。きっと素敵な夜になりますように。

＊

４月１８日（土）は京都喫茶ゆすらごでのワンマンライヴ。
東京以外の場所でワンマンライヴというのは、実は初めてです。
京都でいい場所がないかな？って探していたときに、
fmnsoundfactoryの石橋さんが教えてくださいました。
決まってから色んな友達に、ゆすらご、ものすごくいいところだよ、
穂高さんきっと好きだよ、って言われます。
町家で、畳敷き、猫もいるという、
そしてごはんがものすごく美味しいそうです。
ライヴじゃなかったとしても、普通に行ってみたい。
そんな素敵な場所でライヴができるなんて、夢のようです。
るつこさんもきっと好きだろうな。いまから物凄く楽しみです。
この日は、昔の曲から新曲まで、休憩をはさんで２時間位、
たっぷりと演奏させていただきます。
途中、るつこさんの曲を二人で演奏するコーナーも。
るつこさんの曲を二人で数曲出来るのは、３日間のうちこの日だけ。
本当にすばらしい曲なので是非皆さんに聴いてほしいです。
美味しいごはんやドリンク、猫さんとともに、畳にすわって、
ゆったりとリラックスして、あたたかい春の夜、
皆で音楽をかこんでもらえたらとおもっています。
（音楽自体はあいかわらず、
緊張をしいる部分があるかもしれませんが。）
大好きな京都という場所をたっぷりと味わえる夜。楽しみです。

＊

そして最終日４月１９日（日）は大阪なんばベアーズ。
ベアーズは2010年、「日曜日のうた」発売記念で、
初めて関西でツアーをしたときから、ツアーのたびに、
何度もうたわせていただいている、大好きなライヴハウスです。
競演は頭士奈生樹さん、半野田拓さん。
二組ともものすごく大好きなアーティストで、
「ノイズ」「インプロ」と呼ばれるようなジャンルを飛び越えて、
その場の毎回変化する音を操りながら、曲であったり曲でなかったり、
どこにもない独自の音楽を奏でられる方たち。
前日のゆすらごさんとはうってかわって、
緊張感の高いライヴになりそうです。
頭士奈生樹さんの音楽は、自分が音楽を始めた頃からずっと聴いています。
ことばを、うたにする感覚のところ、ものすごく、影響をうけています。
高円寺showboatにて2010年頃、2012年の神戸芦屋山村サロン、
そして今回と、光栄なことに３度目の競演となります。
自分の前にライヴしていただくのは恐縮ですが、
自分のライヴ前に、頭士さんの、うたと音を浴びること、本当に嬉しい。
頭士さんの音楽は聴くというより、ほんとに「浴びる」かんじ。
そして、半野田さんはまだライヴも見たことがないのだけど、
2012年、上記の芦屋でのライヴの次の日、大阪の喫茶エーボンにて、
石上和也さんが企画してくださったイベントに来てくださっていて、
ライヴを見てくれていて、客席に居るときからすごい存在感で、
気になって、終わって喋ったら、存在だけでものすごくライヴだった。
あまりにも面白くて、人間に惹き込まれました。
それからずっといつか競演したいとおもってて、やっと叶いました。
ライヴを見れるのが、すごくすごく楽しみです。
頭士さん、半野田さん、るつこさんでの競演も予定しています。
凄い夜となりそうです。楽しんで頂けますように。

＊

３日間にわたって、やんてらこと寺島崇徳さんが企画してくださいました。
やんてらさんは吉祥寺MANDALA2でのレコ発も企画してくださり、
私が、来年は一人で、東京以外のいろんなとこにライヴしにいきたい、
と言っておきながら、なかなかエンジンがかからず、
今年になっても特に何も決めず先延ばしにしていたところ、
何故か義務感を感じてくださり、ある日呑みの席に呼び出してくれて、
「早くツアーした方がいいと思う、自分が企画しますから」
と言ってくれました。
こんなにやんてらさんに甘えてしまっていいのかな、と悩みながらも、
お気持ちをありがたく受け取らせていただいて、
このツアーが決まりました。
元々、るつこさんと私を2012年の４月に、ツーマンライヴを企画して、
競演、最後に共演として、出逢わせてくれたのもやんてらさんでした。
るつこさんとは初めて一緒に演奏したそのときから、
もの凄く音で引き合えるような手応えのようなものがありました。
それからちょうど３年目の春。奇しくも同じ４月。
二人のデュオツアーには、やんてらさんも特別な想いがあるようです。
本当にやんてらさんの情熱を感じて、
ただただ、ありがたい、という気持ちでいっぱいです。

＊

初めて音を奏でたその日から３年、るつこさんと、
二人でのライヴ、みずいろの録音と、何度も競演を重ね、
時には上手く行かないこともあり、お互い戸惑いながらも、
いろんな話し合いや練習を経て、今、音も心も、随分、
近くまで寄り添い合うことができてきたように思います。
今回は、自分にとって、本当に大事なパートナーとなってくれて、
二人で演奏を三日間、回ります。
とてもいろんな気持ち、自分がちゃんとできるか不安もあるけど、
るつこさんが居てくれて回るこのツアー、
やんてらさんがつけてくれたように
「その先へ」行く為のツアーになりそうです。
本当に楽しみです。頑張ってきます。
名古屋、関西の方々、お逢い出来るのを楽しみにしています。

＊

kiftさんという音楽サイトでも、
名古屋の森豊和さんというライターさんが
ツアーのことを丁寧に紹介してくださっています、
良かったら是非ご覧になってくださいね。
http://ki-ft.com/column/hotakaakiko-mizuiro-tour/

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〈穂高亜希子（Vo.G.)with熊坂るつこ(accordion)
『みずいろ』発売記念、その先へツアー〉

2015年4月17日(金)名古屋鶴舞KDハポン
OPEN / START : 18:30 / 19:00
料金 : 前売 2,000円 当日 2,500円 (ドリンク代別)
出演 : 穂高亜希子with熊坂るつこ / 本村ナオミ / 角田波健太 / NARCO
予約 :http://kdjapon.jimdo.com/

2015年4月18日(土) 京都喫茶ゆすらご (ワンマン公演)
OPEN / START : 18:00 / 19:00
料金 : 前売 1,500円 当日 1,800円 (ドリンク代別)
予約 : moyashirecords［at]yahoo.co.jp / TEL 075-201-9461

2015年4月19日(日)大阪難波ベアーズ
OPEN / START : 18:30 / 19:00
料金 : 前売 2,000円 当日 2,300円
出演 : 穂高亜希子with熊坂るつこ / 頭士奈生樹 / 半野田拓
予約 : http://namba-bears.main.jp/tickets.html

がんばります