いろりの灯


今日は木村さんと久しぶりにお酒を呑みました、
ここにまだ書けることができてなかったのですが、
3月からいろりカフェという喫茶店を二人で開店して、
年始からお店を用意し始めてずっと慌ただしく、
ここにちゃんと書こうと思いながらも毎日準備に追われる日々、
木村さんともお店のミーティングのようなことばかりを話していて
それ以外のことゆっくりと心置きなく話す時間もなく、
開店して一ヶ月たち、やっと少しだけ慣れてお店も落ち着いてきて、
今日帰り際に、開店一ヶ月お疲れ会をしました。


私はお酒をのむと感情が解放されるタイプで
結構泣いてしまうことも多いのですが笑
今日も案の定大柴君のことを話しながら
二人ともおいおい泣いてしまいました。
私はうっうっうっとか言ってこえ出して泣き出してしまい、
はっと我に帰って二人で爆笑しました。
二人とも普段はずっと心を止めてたんだな、っておもいました。


ミッシング箱庭、やっていてよかったね、って話して、
こんなに大事な人に出逢えて音楽出来てよかったね、って話しました
幸せでした。


そしてこの3ヶ月、お店のことがあったから、
二人とも前に進めることができた気がするね、って話しました。
二人でなにか始めないといけなかったんだなぁ、とおもいます。
昨年末まではずっと毎日家でぐずぐずしていて、
ほんとはまだまだずっと悲しんでいたかったけど、
お店の明け渡す話がちょうど1月からで、
すぐに始めないと行けない状況になってしまった。
始めてしまうと、物思いにふける時間もないくらい大変で
気づけば、くるくると毎日を生きて、悲しむ心になる暇もなかった。
二人でああしようこうしようと前を向いていくしかなかった。


なんだか前向け!って言わんが為に
このお店のお話が二人にやってきた気がしていて、
すごいタイミング。生きてると、そういうことがある。
どうしようもないこともたくさんあるけど、
そういうこともたくさんある。
感謝だなぁ。


自分の昔からのことをずっと近くで知ってくれてる人というのは、
ほんとうにたいせつで、かけがえがない。
大事な人たちが、たくさん居る、
今ここにはいないひとも、こころの中にずっといる。
自分の昔を知ってくれてる。
私もそのひとの昔も今も知っている。
そのひとがかわったとこもかわらないとこも、
ほんとうに、尊いとおもう。


そんなこと考えて帰ったら
別々の古い友達から二通も手紙が届いていてびっくりした。
あったかい、やさしい手紙。
ありがとう。


現実は、物語より物語みたい、
映画より映画みたいだね、って今日はなしたなぁ。


毎日をたいせつに。
たいせつにできなくても、いいし、
できたらたいせつにしたい。


いろりカフェのことまたちゃんと書きます。
おやすみなさい。


ほたか

涙で滲んだ串カツやはこんなかんじだった