いろいろいろいろ


15日、「追悼のざわめきが聴こえる」
無事終わりました。
とてもとても
素晴らしいイベントでした。


わたしもいつもいつも
言葉のことを考えたり悩んだりていて
それは、
どうしたっていつも
たとえば15にちのことを、かんじたことを
できるだけ思い出しながら
今どんなに書こうとおもっても
自分には言葉であのきもちを表現することの
違和感難しさ限界伝えられないはがゆさ
すごくいいライヴを見てこころからなにか大きななにかを感じても
本人を目の前にしていざ「よかったです」というと
なんで?うそみたいになる。
ほんとなのに、ほんとのこと言えてないきがする


毎日毎日ことばをつかうことのむずかしさ
そんなことを
きっとみんな感じているけれど
それでも伝えようと
できるだけ自分の中できちんと言葉にしようとしてくれる人に会うと
尊敬するんです。


最近、短い期間でたくさんの
すごいライヴを見たり、
すばらしい音楽に触れたりすること
多すぎて
言葉がぜんぜん追いつきません。


でも感じたことは消えてなくなったりはしないから
それはどこかに投影されるとおもう
じぶんの表現や
ひとにやさしくなれたり
こころに強い影響を与えてる


15日のイベントは
わたしのいわば日常の始まり。
東京でのレコ発が終わっての
最初のライヴだったから
そのライヴが
ああいうすごく心のこもったイベントだったことが
とても励まされ、特別な出来事として刻まれました。


ライヴ直前に、一曲できて、歌うこともできた。
実は、「ゆーきゃんからの手紙」で、
新曲「ひかるゆめ」ができたことに対して
「あの新曲がこれからのはじまりのような気がしました」
みたいなことを、メールくださったお客様がいた、と書きましたが、
その方こそ今回の主催の乃田吊さんでした。
その乃田吊さんの前でまた新・新曲を歌うことができて
不思議な気持ちでした。


乃田吊さんは、
とっても企画に対して人に対してに誠実な方で、
わたしは今回のイベントに出て
すごく感化される面がたくさんありました。


乃田吊さんが人に誠実であるな、
と感じたことの理由のひとつに
やっぱり言葉を伝えようとしてくれる態度の誠実さ
というのがありました。


乃田吊ユニットは、
壊れかけのテープレコーダーズの
遊佐さん、よしおさん、も参加していて
じぶんにとってとても聴きなれた大好きなグルーヴのようで
だけど乃田吊さんの音楽、うた、世界観
それは新しい初めて聴く音楽で、
それが素晴らしい音楽であったことがとっても嬉しかった。
また好きなミュージシャンが、バンドができて嬉しい。


歌の中で聴く言葉は、もちろん
こころからほんとうにでてきていることがわかった。
そしてMCではさまれる、誠実なことばたち
会場全体が、乃田吊さんの言葉を
とても信じられると思っていたような気がする。


そしてそのあたたかい雰囲気の中で始まった
石川浩司さんのすごさ、
とにかくすごいとしか言いようがない
そしてどこまでもほんとうだった
ほんとうというのはこわいものだと
鳥肌をたてながら涙が出そうででず
あんな苦しくてなにもわからないのにわかったようなライヴは
久しぶりの感覚でした。
オンリーユーっていう歌のなかに石川さんの人間が
しっかり見えたような気がして
とてもつよく勝手に石川さんを素晴らしいひとだとおもった。
たぶん石川さんの人格だけじゃなくて
石川さんの巻き込まれた、選んできた、人生も含めて。


ここ10日間
いろんな導きがあって
まいにちのように
なにかを見たり触れたりしている
自分がアルバムで全部出したから
からっぽになったところに
たくさんのものがどんどん入ってきている
こんなのは10年前
まだうたってなかったとき以来かもしれないです。


いいものはたくさんのひとに知ってほしいから
ほんとうはできるだけここに書きたいのだけど
今パソコンが壊れてしまっていたり
(今ネットカフェから書いています)
ほんとうに、書く、言葉にするのは
ほんとうに、むずかしいことで
自分にとってはたくさんの時間をつかうべきことだから
やっぱり、
ゆっくりゆっくりになってしまいますが、
違う形になっても
何かに変換されても
きっと自分から出していこうと思います。


またたくさんのものが
はいってくるようになったこの秋は
じぶんにとっては
なにか新しい出発のようで
とっても幸せなことだと思う。


できうるかぎり
たくさんのひとに
会いにいこう。


ながくて読みにくい文章になってしまってごめんなさい
みなさん、ほんとうにいろいろいろいろありがとう。