「ひかるゆめ」コメントです


宇宙のなかの 今という 永遠のなか
生まれ響いたうたを 宇宙は忘れない
ひとりの人間が この星に生まれ
巡り会い 導かれ 導いてきたもの。


「ひかるゆめ」は 彼女の心の在りか。
世界を超えて 果てのない宇宙に生きることを選んだ
ひとりの人間の 大きな うた。


神さまでもなく 天に問うのは
それが 真実の在りかだから
それは 私たちの心の在りかだから
果てのない過去と未来に包まれ
すべてと繋がっている 今ここで
この人は 生も死も超えた とおくから
自分の声をきいているのだろう


彼女のうたは 私の体の真ん中を
確かめるように 風のように 触れながら 吹き抜けていく
体が透明になったみたいで
私は確かに感じる
目に見えない私の心が
確かにここに在ることを


彼女のうたが嘘じゃないこと
彼女がいつも真実を望んでいること
だから美しいこと


真実の光を探しつづけて
見つけだしては また宙に投げて
彼女はずっと追いかけていくだろう
心の目を開き 本当の夢をみながら



                                                           olim