雪舟さん。


 得意げなけろよん
雪舟さんの出版されたばかりの歌集「たんぽるぽる」、
穂村弘さんの書評が新聞にのっていたのを、
高円寺書林の奥さんが切抜きをくださいました。。。!
素敵な書評でした。


「たんぽるぽる」のこと、このブログに書きたいけど、
なかなか書けない。。
なんでかっていうと、
わたしは雪舟さんの「うた」(短歌)がほんとにすきすぎて、
「たんぽるぽる」を、ほんとうに自分の聖典みたいに大事に想っていて、
すみからすみまで読み込みたいとおもいました。
読み込んでからちゃんと感想を書きたかった。
でも、そんなに重く考えていると、きっとずっと書けないな。。。
うむむ。


もう少し、あたためよう。


 吉祥寺横尾にて
昨日は雪舟さんとデートしました。
いい時間だった。。。
たっくさんお話をしました。


雪舟さんは、魔女だ。
前からあたりまえのようにおもっていたけれど、
昨日確信に至りました。


魔女と言うのは、
グリム童話に出てくるような妖術使いみたいな意味ではなく、
ほんとうの知恵がつかえるひと。
日本だとシャーマンだね。
宇宙と交信しながら、自分の直感を研ぎ澄まし、
感覚と知恵を使って、
まわりに光を与える人。


シャーマン:シャーマンとはトランス状態に入って超自然的存在(霊、神霊、精霊、死霊など)と交信する現象を起こすとされる職能・人物のことである。(wikipediaより)


だけどちょっと違うのは、雪舟さんはトランス状態に入らなくても、
はなうた歌いながら超自然的存在(わたしは宇宙とおもう)と交信してること!


だって雪舟さんは、生活しながら遊びながら自分を大事にしながら
いつも宇宙とつながっている。
そしてほんとうに、いつも落ち着いて、
世界と自分のこととを正しい距離をとりながら俯瞰しつつ、
生まれてきたこのせかいを楽しんでおられるように見えます。


わたしにとっては、雪舟さんの存在は、師(グル)のようなものです。
こんなこと言うとちょっと恥ずかしいけれど。。笑


雪舟さんに会いにゆくとき、
わたしは知恵を借りに行っているのだと思います。
知恵を借りる。
きっとむかし、ひとびとのなかには、
必ず『賢者』というようなひとがいて、
みんな迷ったことや自分たちだけではわからないことがあるときは、
知恵を借りに行っていたんだと思う。
そしてきっと賢者はまるで最初から知っていたかのように
するりと知恵をとりだしたのでしょう。


雪舟さんのこころのものさしが
ほんとうに雪舟さんだけのものであることに
わたしはほんとうに安心する。
わたしは雪舟さんを知ったとき、
こんなひとがいるのか、と感嘆したものです。


薬草のかわりにことばをつかって
ひとびとのこころをいやす人。


雪舟さんとの数時間の言葉の交換の中で、
霧のなかにいてもやもやしていた道のゆきさきに光があたって、
自分の中でじぶんのすすむべき方向を確かめることが出来た。


知恵を借りたら自分の行動で返せばいい。
こんど会ったときの自分でかえそう。
雪舟さんはきっと受け取ってくれる。
 お会計時の後ろ姿


             ***


その雪舟えまさん、明日あさって、関西でライブがありますよ。
関西の皆様、是非行ってみてください。
しずかなところでみんなつながっているようなきがする。
雪舟さんの「声」と「ことば」の不思議な時間を
ぜひ体験してみてくださいね。


             ***


●7月9日(土) 大阪 FLOAT
『茗荷の子、バンガロー』 宮本善太郎さん企画
出演、音楽 :azusai (vivo + squimaoto)、森山ふとし、雪舟えま、John and Joan (mmm + フジワラサトシ)、宮本善太郎 (本日のゲスト:矢田伊織) 料理 :ネリKitchen
開場18:30 開演19:00
大阪 FLOAT 大阪市西区 安治川2丁目1-28 安治川倉庫
地下鉄中央線「九条駅」、JR環状線「西九条駅」から、それぞれ徒歩10分。
入場料  1500円


●7月10日(日)兵庫・神戸市垂水区 旧グッゲンハイム邸
『コウモライゼーション』
出演 mmm、雪舟えま+フジワラサトシ、森本アリ、井上智恵keyトリオ
開場19:00 開演19:30
兵庫・神戸市垂水区 旧グッゲンハイム邸 
入場料  予約 2000円  /当日 2500円
予約 グッゲンハイム邸事務 guggenheim2007(at)gmail.com
いってらっしゃい