第21夜 吉田悠樹+服部将典

*第21夜 吉田悠樹二胡)+服部将典(contrabass)
『エダマメ音頭』
5/2(月) open19:00 start19:30 \500+drink


吉田悠樹服部将典プロフィール
2006年春頃にカナリヤ・三浦陽子の紹介で二人は出会う。
その後カナリヤを始めNRQ、轟渚、PoPoyans、KIKORI、東京マリー、
前野健太、角田健太、上野茂都、藤井洋平など
多くの歌い手のサポートやバンドに共に参加する。
また穂高亜希子のサポートも最近はこの二人で行う事が多く、
今年3月に行われた1stアルバムのレコーディングにも全面的に参加。

二胡とcontrabassによる完全に生音でのduo演奏も不定期で行っている。


服部将典
http://mosan.blog100.fc2.com/

吉田悠樹
http://www.geocities.jp/kokorono45/index.html


*メッセージ:
お暇な方はいらして下さい。


穂高より紹介
今日のライブも絶対いい夜になるだろうな。

今までも、この二人のライブに出向く時はいつも思うこと。
行ったらきっといい気分になれるだろうな。と思う。
そしていつもいい気分で帰っています。


二人の奏でる音楽は、
(まさに「奏でる」という言葉がいちばんぴったり来るのだけど、)
ただただ「音楽」を奏でて、「音楽」を聴かせてくれる。
自己表現としての音楽でなく、
音楽の為の音楽を。
ひとつひとつの音がくっきりとそこにある。
音楽だけが浮かびあがる。
だからでしょうか、あぁ音楽を聴いた〜!って気持ちでいつも帰れる。


もちろん、いい気分で帰れるのは、素晴らしい音楽、それだけでなく、
二人の人柄と、二人を愛するお客さんとが、
みんなで音楽を囲む、暖かい雰囲気のせいもあります。
二人の演奏は、凄い緊張感と、ゆるさが同時にある。
それは二人の人間像も、そのまま説明している気がする。
だから、どんなに二人の集中した演奏を聞いても、疲れないのです。
不思議だけど、そんなもんだよなぁ。


そして、二人が出会ったのは、本当に当然、必然だったのだと思います。
わたしには二人が前世だかなんだかで、
夫婦だったんじゃないかと思える。
吉田君が妻、服部さんが旦那。
冗談じゃなくて・・
二人の息や、つうじあい方は、
そういう風に思えるくらいに、あまりにぴったりだから。


わたしもいつも二人には一緒に演奏をしてもらってるのだけど、
二人の勘の鋭さと感覚の豊かさには、
本当にいつもひそかに驚かされます。
本当に信頼しています。


そして、二人の優しさも、身に沁みて知っています。
技術だけでもなく、心だけでもなく、
どちらも大切にしている二人の演奏は、
音楽の一番大事な部分に、強引じゃなくとっても誠実に触っているように思えます。


二人は絶対に暴走したりしない。
わたしは昔いつも待てなかったし、
心だけで強引に演奏しようとして常に暴走して混乱していたけど、
二人が一緒に演奏してくれるようになって、ずいぶん、変わりました。


きちんと音楽を辿ってゆくこと。
先回りしようとせずに、大事に扱うこと。
それがどんなに心落ち着くことか、
音楽を奏でる、聴かせるということを、
学んだ気がしています。

(まだまだ未熟ですが。)
二人がいなかったら、今のわたしの歌、演奏はないと思います。


そんな二人の演奏、今夜たっぷり聴けるのが本当に贅沢です。
書林の空間に、二人の演奏が鳴ることを思い浮かべるだけで、
絶対に良い夜になるだろうな、と思います。

皆さん、ゆっくりと良い夜を過ごしましょう。
ぜひ今夜、お越しください。