ろうそくだけの素敵な夜

 オトナシシュウ 
 ナナエさんとゆきんこ

ナナエさんのライブ、
無事終了しました。
今夜も、ほんとうに素敵な夜でした。
ナナエさんのうた、ほんっとーうに良かったです。


ナナエさん、持ち曲が少ないとのことで、
いつもより少し短めの夜、
全13曲、1時間ほど歌ってくれました。


だけど、時間関係なく、ライブのなかみは、ほんとうに濃かったです。
「素敵」という言葉が、今日ほど思い浮かんだことはない。
ほんとうに素敵なうた。素敵な時間。素敵な女性。
そんなことばでしか形容できないのがむなしいくらい。


ゆきんこが紹介文で言っていたように、
ナナエさんはほんとうに、からだでうたうひとでした。
まっすぐに、うたをだすんだなあ、って、みとれていました。
この世界に生まれたことを肯定するようなうた。
そんなふうにおもいました。


夢をみているようで、だけどそれは日常で。
それは言葉じゃなくて、雰囲気だけで感じました。


ふわふわと、うたとギターが、みんなを包み込む。
ゆらゆらと、みんなを照らすちいさなろうそくの灯のように
ナナエさんの声は、みんなの心の中の大事な場所に、
やさしくしっかりとなにかを届けていたように思います。


ゆきんこのサポートも、とても心地よかった。
彼女も音楽にからだではいる人。
だからふたりは半分溶け合ってた。音楽の中で。


お客さんもとっても多くて、超満員で、
ちょっとてんぱってしまいました。
見ていた方々、うたの途中で、
随分どたばたと音を立ててしまってほんとうにごめんなさいね。
皆の耳に入ってないことを願うばかりです。



ろうそくだけだったのでほとんど写真がとれなかったです。
ほんとはもっとよく見えました。
ろうそくは明るいね。




今日ナナエさん、歌詞の豆本をつくってきてみんなにくばってださいました。
これを今日は、全曲、うたうまえに、歌詞を、ゆきんこが読みました。
かわいいんだー




そこから歌詞を載せさせていただきますね。



                   ***



■ネガイゴト
作詞作曲:ナナエ


このまま死んでしまってもいいと
思うような普通の日がやってきた
熱を含んだ空気が充満するベランダで
見えるのはクリントーンのいつもの外
思い返す不安というネガイゴトをした
気持ちの種を植えた日に
星と月は同じくらい光っていた
夜を連れてくる陽はどこまでを沈むというの?
優しい空気の中で
確かに心臓のあたり怪物は息を潜め
ギュッとさせたのはキミのようだ
空気がふくむとりどりを吸い込む
星に願いをなんて素敵だね
やさしいくうきのなかで



                ***



ゆきんこの楽器、げろたとこども(名前はあるの?)


今夜集まってくださった皆様、
ナナエちゃん、ゆきんこちゃん、
ほんとうに素敵な夜をありがとう。


おやすみなさい。