愛の風景を眺めた夜(よ)


古宮大志さん


古宮大志さんワンマンライブ、無事終了致しました。
今夜も、ほんとうに濃密な一夜でした。


古宮さん、2時間休憩なしで、20曲近くうたってくれました。
すごく静かに激しく、あたたかい、雨の夜でした。


長い時間、古宮さんの心の風景をみつめていました。
夕暮れの色や、青空や、ひとびとの生活のにおい、色、おもいで、
古宮さんのうたには、
古宮さんが大切にしているものが、たくさんたくさんつまっているように想いました。
そのたいせつなものを、ほんとうに大事にしていて、
その大事にする方法が、
古宮さんにとって曲にすること、うたうこと、なんだな、と想いました。
だれかの大切なアルバムを眺めているような、そんな気持ちになりました。
大志さんの今までの人生のことなんて、ひとつも知らないけれど、
すごくすごく、いろんなことがあったんだな、っておもいました。
そのいろんなことは、べつに特別なことだけじゃなくて。
日々のかさなり。
いちにちいちにちが、たくさんかさなって、今にいる、ってことを、
なんとなくきづかされるような、いろんなこと。


ハーモニカの音にまで、風景が見えた。
古宮さんの風景には、たくさんの色がついていた。
カラフルで、うるおっていて、とっても綺麗でした。
古宮さんの、愛の風景。


雨の音が、とっても似合っていた大志さんのこの曲の歌詞を最後に。


               ***


■雨の日々
作詞作曲:古宮大志


思い出をつくろう そしていつも思い出そう
僕らは今日が苦手で いつも昨日を話してる


今日を捨ててしまおう すぐに思い出せるように
昨日を語り、今日を捨て、そして明日をチラ見する


雨の日々が続いてるように 傘が増えてしまうように
増えすぎだね、なんて言っていた 傘が気付けば無いように


別に悲しくなく とても楽しくやってるよ
何だか少し遅いだけ 今が今も思い出のよう


だから今日を捨ててしまおう いつも思い出せるように
昨日に出会い、今日思い、そして明日をチラ見する


雨の日々が続いてるように 傘が増えてしまうように
増えすぎだね、なんて言っていた 傘が気付けば無いように



               ***



他の歌詞も、とてもいいです。
こちらにたくさんの歌詞がのっています。
http://www.sorachirecords.com/furukashi



ほんとうに、素敵な夜でした。
古宮大志さん、一緒に聴いていたお客さんたち、
雨の中、いい時間をほんとうにどうもありがとう。


では、おやすみなさい。

                          ほたか