第二夜
*第二夜* 穂高亜希子(うた、ギター)+吉田悠樹(二胡、マンドリン)
「つぼみがひらく直前の、春の夜のうた」
入場料200円+ドリンク代500円
7時開場、7時半開演
うたをうたいます。
静かに春を待っているとき、地震が起きました。
いろんなことがあって、いろんなことが変わった。
こころも、どんどんかわってゆく。
3/11以降、不安が続くけど、
逆にいろんなこと、自分のまわりに、
いままで当たり前にあったことが、
今まで以上に、とても大切に想えます。
これまでより、もっと深く、
生きていること、
生かされていること、
これから生きていくことに、つよく感謝をかんじます。
そしてこの生が、
たくさんの何かや、たくさんの人に支えられていること、
気づきすぎるくらい、気づきました。
自分が生きて感じていることを、世界に放出したい。
音楽で全部出したい、うたいたい。
なんのためでもいい、
ただここにある、なにかを、
発し続けること。
もしだれにも聴こえなくても、
うたうこと、それは存在させること。
空気に放って、わたしだけのものだったなにかを、
世界に存在するものにすること、
存在するだけで、それはすべてきちんとみつけられる。
なにかのちからに変換されて、どこかとおくに届く。
そうおもってやっています。
そうおもえたのも、この地震の後からです。
東京はまだ不安な状態です、
漠然とした生命の危機をなんとなくみんながかんじながら、
「今すぐに人体に影響が出ることはありません云々。。」
もしかして、おもってたより、早死にするのかなあ・・・
何十年後に症状が出て、みんな。。。
そんなことを考えながら、
水道水、使わないわけにもいかないし、
空気もすうすう吸っています。
でも、わたしは東京が好きです。
大事なひとがたくさんいる東京が。
離れたくない。
みんな、東北のひとたちも、そこはおなじなんじゃないか。
自分が生きてきて、大切な人がいるその土地を、
愛してるから、
現実を受け入れて、がんばれるんじゃないかって、
勝手に思っています。
そう感じて、だからたぶんこの企画をやれるんだと思います。
自分の行為が傲慢だって、恥ずかしくなったり、
何度も後悔したり弱気になるけれど、
やっぱり始めてよかったと思っています。
そう、東京が好きだって、
やっと認めたのも今年のはじめだったよ。
ほんとにみんなのおかげなのです。ありがとう。
27日はせいいっぱいうたいます。
ずっと一緒にやってきた、吉田君とともに。
吉田君に、つぼみがあわててひらくような春の音色を出してもらおう。
みなさんきがむいたらおなじ時間を共有しにきてください。
待っています。
***
また、決まった予定を載せますね。
決定したライブ
3/26(土) 雪舟えま 「小さなほのお朗読会」
3/27(日) 穂高亜希子+吉田悠樹「つぼみがひらく直前の、春の夜のうた」
4/2 (土) 永尾暁 「永尾暁の夜」
4/5(火) KIKORI「未定」
4/9(土) ハズレッシヴ「未定」
4/11(月) あみのめ 「re songs」
4/14(木) 狩生健志 「NO MUSIC NO LIFE 2011」
4/16(土) ヒナミケイスケ「未定」
4/17(日) 寺島暁子 「おとあいだうた」
4/19(火) 古宮夏希 「未定」
4/23(土) 利光雅之 「ありんこ1匹コンサート」
4/24(日) ミッシング箱庭「未定」
4/27(水) ナナエ「未定」
5/1(日) 川染善弘 「未定」
5/3(火) 織夢 「未定」
日付未定・出演決定アーティスト
関口萌(paradise)
コモリキヨタカ(壊れかけのテープレコーダーズ)
大野まどか
遠藤一郎(未来美術家
sekifu
他、只今検討中など、未定です。
本当にみなさんありがとう。
楽しみにしています。
今回、お誘いしたミュージシャンは、ほとんど、
自分が普段から連絡をとっている、親しいひとばかりです。
自分が、ある程度の信頼関係が結べているひとしか呼んでいません。
それは、自分の弱さもありますし、
今、この状態で、初対面の方をお誘いするのは、
その方の今の状況や心境などもわからないのに、
失礼になることもあるかと思い、ひかえさせていただきました。
ご理解ください。