うた
夜中にうたをうたう
いつまでもどこまでもいくらでもうたえるようなきになる
うたをうたうことに対する自分の欲望や頑固さ、
それだけはきっと譲れないんだろう
自分から音楽を奪われることが、悔しくてたまらないときがある
それも譲れないんだろう。
結局、自分が本当に誠実に向き合えることは、音楽だけなのかもしれない、
もちろん、他のことも、全部誠実に向き合いたいけれど
多分凄く下手だ。
だけど、自分と音楽の間にある絶対的な信頼。
それだけは確かなようなきがする。
どんなに誰かが駄目だって言っても、わたしと音楽の間には入れない。
わたしが、わたしのやり方で、音楽と愛しあうことを、止めることは出来ない。
もちろんわたしも、人と、音楽の間には入れないんだ。
音楽を愛する人にとって、音楽はその人の心の聖域なんだろう。
みんな、それぞれのやり方で、深く深く、愛し合っているんだろう。