「みずいろ」うまれる


「みずいろ」ついに発売日です。


今日は九時に仕事がおわって円盤へ納品へ。
今日は大好きな「よっちゃん」こと
川染喜弘さんのライヴがあっていたので
円盤に入ると全身黄緑のよっちゃんに遭遇。
(顔からからだ、洋服まで緑色に塗られていました。)


田口さんとよっちゃんと、
御飯を食べに行ったら話し込んでしまって、
たくさん大事な話をして
高円寺から歩いて一時間かけて帰宅。


4:35、今、やっとゆっくり出来ました。
昨日書くと約束したから寝るわけにはいかない。
目はしょぼしょぼしてますけど。


みずいろ、ついに発売か。
十月十日おなかのなかにいたおこが産まれるのは
こんなかんじでしょうか。
いや、妊婦さんのきもちは経験したことないものには想像ができない。
でも、ちょっとそんな気分。


今回はけっこういろいろ大変だった。
だけどほんとにほんとに1年前をおもいだすと、
このアルバムをつくったことで、
自分がどれだけ浄化されたかわかります。


一年前、まだまだ苦しさのまん中に居た。
恐怖や不安、自信のなさ、自己卑下、他人への嫉妬。
想い出へのやりきれなさ、自分の感情の着地点の見当たらなさ。
今だってあるけど、1年前にくらべたら、全然減ったと思う。
単純だけど、ちゃんと頑張れたからだとおもう。


たくさんの人の支えや応援なしではとても出来なかった。
そのこともひしひしと感じてばかりで、
感謝せざるを得ない事ばかり過ぎて、
やっといじけが、少しだけ、なおってきました。


つくりたいと思い立った時の漠然としたもやもやしたもの、
曲になる前の漠然としたもやもやはっきりしたなにか、
あのときのできごと、あのときのきもち、が、
今ここに、形を持って、ある。
私だけじゃなくたくさんのひとを巻き込んで、
音楽として、物として。


不思議だと思います。
ほんとうにいきたいとおもえば
ほんとうにいけるんだね
どんなに遠いと思っても。
行きたいと思っている場所に。
私がきたかったのは、いま。
そしてここに『みずいろ』が産まれました。


この前までこの世界にはなかったものが、今はあります。
今日からだれかの世界に存在するようになります。
それが本当に不思議です。


みんなで頑張った素敵なジャケット、
手にとってもらえるのを楽しみにしています。
そして、この14曲を、聴いてもらえるのを、
楽しみにしています。


一緒に待ってくださってた方々
ほんとうにどうもありがとう。
長い間待ってくれて、本当に感謝しています。


ねむい。笑
ともかく一度寝ます。
もう今日は9月19日なんだね。
ずっと待ってた日。
空が明るくなってきた。
おやすみなさい。



2014年9月19日5時2分夜明け。           ほたか