sakanaとのライヴ


今日はとてもずっと待ちに待っていたライヴ。
大好きなsakanaと、吉田君とのライヴ。


sakanaの音楽が好きで、ライヴを時々見に行きます。
sakanaのおふたりが鳴らす音楽は、魔法みたいです。
西脇さんのギターの音の中には
なにかとっても大きくてやさしいものがたくさんあります。
pocopenさんの歌声は深くてあたたかい。
はじめてみたとき、pocopenさんの第一声で涙が出てきました。
それは感動とかだけじゃなくて安心したような気持ちでした。


sakanaのおふたりと、FMNの石橋さんや、
デザイナーのyamasin(g)さんとが交流が深いこともあり、
そして一昨年この世を去ったミュージシャン相澤純一郎君と、
sakanaのお二人が随分昔からの大切な友人であったこともあって、
2年ほど前くらいから逢うと少しお話しをさせて頂くようになりました。
sakanaのおふたりと話した後は、
いつもこころがふかふかあたたかくなって帰路につきます。


ひかるゆめをだしたあと、
音楽をやり続ける気力が全然なくなっていた時がありました。
その頃に、lovejoysakanaのツーマンライヴを、
吉祥寺曼荼羅2で見ました。


そのときから、私も、次のアルバムをつくろうと漠然とおもいました。
lovejoysakana、どちらも素晴らしくて、
こんなふうに、音楽をやり続けている人たちがいるなら、
私もがんばろうとおもいました。
まだまだだ、これからだと、とおもいました。


昨年末、吉田君がsakanaのおふたりと、一緒に演奏して、
西脇さんの小説、『ノアラとヨッコラ』の朗読会がありました。
吉田君の二胡sakanaの音楽も素晴らしくて、
大好きな吉田君と大好きなsakanaが一緒にやったことも凄く嬉しかった。
(大好きな『ノアラとヨッコラ』のことはまたいつかここに書きたいな。)


ずっと前々からsakanaの大ファンで、
私のライヴにもいつも来てくださる、kさんが、
いつか二組で、是非一緒にライヴしてほしい、と何度も言ってくれていて、
おふたりも、ライヴしましょう、と逢うたびに言ってくれていて、
ついにやんてらさんが動いてくれて、今回実現させてくれました。


なってるハウスは、前回もやんてらさんに
熊坂路得子さんとのライヴを、企画をしてもらった場所で、
グランドピアノもあって、とても広いところ。
わたしはお客さんが入るか少し心配していたけれど、
今日、満員との知らせがありました。びっくり、とても嬉しいです。


今日、きっと、素敵な夜になるような気がしています。
だってsakanaのおふたりも吉田君もほんとうに素敵な音楽家だから。
わたしはこの方達と一緒に出来るだけで嬉しくて、
今夜は素直な気持ちで演奏が出来るような気がしています。


今から少し練習して、入谷へ向かいます。
本日お逢いする方がた、一緒に素敵な夜を過ごしましょう。
どうぞよろしくおねがいします。