keroyon03132011-07-12

今日
送った扇風機が
小学校に届くみたいです。


高橋鮮魚店のHP
http://sakanaya.tatsuchan.com/index.shtml


物資受け取りの報告に
パナソニック扇風機五台
「みんなのアコースティックワンマンライブ」
出演アーティストの皆さん
救援物資は、間違い無く届きました。ありがとうございます』
と記載ありました。 


嬉しいです。


なんでたくさんあるうちの中で高橋鮮魚店さんを選んだのかな
とあとからかんがえてみたら、


やっぱりHP上だとしても、
高橋さんという方の顔が見えるからなんだろうな
と思いました。


高橋さんが自分の足を向けられる範囲の中で、
実際に足りないものやなにやら人の声を直接聞いて、
全国の皆に報告し、支援をいただいたら
また高橋さんがそれを足りないところに届けるということを、
基本ひとりでやってらっしゃることなんですね。
それが、なんだか、わかりやすかったんです。


すごいなあと思います。


扇風機は、わたしが電話したときは、
30台の募集のうち、まだ2台しか集まっていなかったのだけど、
ここ2、3日であれよあれよと30台集まったみたいです。
ほんとうに良かった。


あっちであいてる「穴」を、
こっちの人間が埋めることができる。
穴さえ埋まれば、それを埋めたのはだれでもいいし、
どんな経緯でもいいのですね。
大事なのは、たくさんあいてる「穴」が、
少しでもひとつづつでも、うまることで。


高橋鮮魚店さんのHP見ていると、
不足物資、たくさん募っており、
それに対して誰かが小さなものでも気軽に送ったりしていて、
こういうことが生活の中でできている方がいるんだなあと
改めて感慨深いです。
少しでも気にかけ続けること。
普通のことなんですよね。
しかしそれでもどこもかしこも物資がたりないようですね。


たった5台だけど、明日から、
こどもたちのこころがちょっとだけ楽になる風が、吹く。
あのとき書林でみんなの上に吹いてた風が、
扇風機の風にかわって、
子どもたちを暑さから少しでも守ってくれるみたいな気がして、
そこにきたないものはひとつもないようなきがする。
来てくれたみんなが、箱に入れてくれたお金の一回一回。
それを入れるときのこころ。
それが風にかわったみたいな気がする。
もしかしたら疑問や迷いの中で抵抗を感じながらも入れた人もいたかもしれない。
でもそれすらも風になるような気がする。
ぐちゃぐちゃしているわたしのこころも。


わたしは被災地の方たちがどんな苦労をしているか
ほんとうにはまったくわからないけれど
自分のこの行為がすべて偽善だとしても
わたしがろくな人間じゃないとしても
あっちのこどもたちはそんなことなんにも関係なく、
やっと扇風機きたー!涼しい!、って、
思ってくれるとおもうのです。
それは単純に、最高に嬉しいことです。


そういえば
高橋さん5分だったけどTVで取材されて、放送されたのです。
私はしごとの時間でみれなかったので、
代わりに友人に見てもらいました。
高橋さんは、避難所のみんなに、
お刺身を届ける活動もされていて。


おいしいおいしいという、避難所のひとたちの顔をみて
「それがいちばんだよ」ってぼそっと言っていたそうです。
友達は「ベンジーみたいな人だったよ」と言っていました笑
なんかいいなあと思いました。


またひき続き、募金の使い道、考えてゆきます。


ではでは みなさん今日も暑いから無理せず。
おからだご自愛ください。
 ほたか