2015年の流星はどこにいったかな。


もう今日もあと一日です。
みなさんはどんな一年だったでしょうか。
私は、ほんとうに凄い一年でした。
特急列車に乗ってるみたいないちねんだったなぁ。


以前の自分は、いっかいいっかい、
止まっては考え、やっとすすみ、また止まる、
そんなふうにしか前に進めなかった。
でもなんだか最近、ずっと走りながら考えてるみたいです。
自分がそんなふうにも生きれるんだって時々不思議になります。
雑になったし、きっとなくした気持ちもたくさんあると思う。
でも、強くもなった気がしています。
としをとるってことはこういうことかもしれません。


若い時は理想の自分になろうとばかりしていたけど
今は出来ない自分自身がひとつひとつをただ出来なかったり、
出来るようになろうとするだけだって感じがしてる。
出来ない自分をもう諦めてる部分もあるけど、
出来ないと思い込んでただけで出来るようになった事もたくさんありました。


自分を受け入れることは自分を手放すことだったり、
他者を受け入れ、受け入れてもらうってこととか・・


こうやって考えてる事を書く事も、だんだんやめてきて
間違ってるかもしれないもんななんておもったり。
でも、間違っていてもいいのだと思います。
むしろ、もっと間違おう。
間違わないように間違わないように気をつけすぎて
外に出れなかった自分を、
間違いを許可して外に出してあげる事にした
それが今年いちねんでした。


変わっていってもいいし変わらない事も変わる事も
全部、大丈夫。


人がいてくれてること。
それがどんなにか自分の支えになってるかはわからないです。
作品を一緒に作ってくれてる人もライヴを見に来てくれてる人も
生活の方でそばにいてくれてる家族や友達、仕事の人たちも。
ライヴで出逢うたくさんの人たちも。
私は人が好きです。それはどうしてもそうみたいだって
気づいたのも今年かもしれない。


ひとがいてくれるから、
音楽をやっていて良かったと、
頑張ろうと、いつもおもっています。


今年も一年間本とうにありがとうございました。
みなさま良いお年をお過ごし下さい。


穂高