冬の星々、海の底の鉛、街の風

慌ただしい毎日で、終えたライヴのお礼や感慨も未だ書けずにいますが、
今日は私が企画したライヴがあります。
関雅晴さん、利光雅之さん、フジワラサトシさん、
という音楽家たちをお呼びして、高円寺cafe ウーハさんにて。
私も今年最後のライヴをさせてもらいます。
昨年も無善寺で企画したのだけど、
今年も師走で忙しいのがわかっていながら、
自分企画を主催したいと思いました。


3人とも自分の大事な友人であり、心から尊敬するミュージシャン。
皆とても真摯で自分の内面をひとりきりで淡々と掘り下げているところや、
音楽に向き合う姿勢や感性に、なんだか共通しているものを感じています。


企画のタイトルは、3人の音楽から連想して考えました。

冬の空でキンと光る星のような遠さと、
海の底でしんと動かない鉛のような静かで確かな重さ、
でも遠いどこかだけでない街を軽やかに吹く風みたいな。
3人の奏でる世界はそんなうたや音だとおもっています。


3人はみんなお互い初対面で、みんなちょっとシャイなひとたちで。
今日はみんながお互いに打ち解けてくれたらいいなぁと思いながら、
もしそうならなくても、とにかくこの3人の音楽が聴けるだけで私は幸せ。
そんな夜、もし私以外を知らなくても、
興味が向いたら是非4人の音楽を是非聴きに来て下さい。
きっといい夜になると思います。


通常より少し早い18時半の開演です。おきをつけください。


12/19(土)高円寺cafeウーハ 「冬の星々、海の底の鉛、街の風」
穂高亜希子 フジワラサトシ 利光雅之 関雅晴
開場18:00開演18:30 2000円+ドリンク500円