みずいろ発売記念ライヴ







先日のみずいろ発売記念ライヴの様子です 
アルバムや、このときのちらしのデザインをしてくれた、
yamasin(g)さんが撮っていて送ってくださいました。
みんなとってもかっこいい。


遅ればせながら、先日の、
「みずいろ」発売記念ライヴ、
本当にありがとうございました。


本当に、この夜は、幸せだったなぁ、
もう10日以上たちます、もう随分前のような気がします、
でも、ほんとうに特別な夜だったことは、
なんだか夢のように、光る記憶として心のなかにあります。
きっとあの夜見た光と風景、一生忘れないとおもいます。


見にきてくれた友人が、
メンバーの方達、穂高さんの守護神みたいだったよ、
と言ってくれました。
だれも目立とうとする訳でもなく、穂高さんのうたに寄り添って
音楽が良くなるように一心に演奏されていて、
うたも、みんなの音も、キラキラしていたよ、と。


それを聴いて、ますます、
本当にどれだけ素晴らしい音楽家の方たちと
ご一緒させてもらってたんだろう、と
ずっと噛み締めています。


今日、初めてあの日の録音をやんてらさんにいただいて聴きました。
聴き進めて行くうちに、だんだん落ち込んで来ました(苦笑)
思った以上に自分のうたも演奏もぐらぐらではちゃめちゃで
びっくりしました。
自分ではあの日はわりと上手にできてたと思い込んでいたから・・


それはあったかいお客さんと、素晴らしいメンバーの
私を包んでくれていた空気のせいだったんですね笑


反省点はたくさんあるけれど、
でも一先ず今の自分では精一杯やれたのかな、
あれ以上をやれたかというと、あれが今の自分で
できることの上限だったと思います。


音楽としてだけ、客観的に聴くと、
もっと綺麗に崩れず冷静ににうたったほうが、声も割れないし、
聴いてる人にも心地よいし、
音楽として美しく成立するのかもしれないなぁ、とおもいながら、
もっともっと意識しなければ、とおもいながらも、
ライヴではきっとそんなことは忘れてしまうだろうし、
忘れてしまえるようなライヴは、
自分にとっては良いライヴなんだと思います。


あの日は、本当に何もかも忘れました、
今まで起きたつらかったことはほとんど忘れていました。
世界一の幸せ者のような気がして、
悪いような気がするくらいでした。


いや、世界一かどうかはわからないけど、
あの夜どこかの瞬間では、
世界中の人たちの中でも上位に入るくらい幸せ者だったよなぁ。
それくらい、多幸感と、このうえない喜びを、
感じていました。


それはもう、居てくださっているたくさんの人が、
本当に、優しい気持ちで包んでくれていて、
音楽をちゃんと聴いてくださっているのが、
全身全霊でわかったからだと思います。


自分は、自分のうたを目の前の人にきいてもらうことが、
こんなにも嬉しいんだって、ステージの上で気づいたんです。
すごい瞬間だったなぁ。
音楽って凄い力がありますね。
全然勝てません、音楽にはずっと包まれっぱなしです。
そして音楽の力は、聴いてくれている人の存在で、
何十倍にも何百倍にもなる。


あの夜、一緒に演奏してくれたメンバーと、
主催してくださったやんてらさん、
この夜の音楽を一緒に共有してくださったたくさんの方々、
そしてなんだかよくわからないけど
こんなめちゃくちゃな人間を音楽に導いてくれた目に見えないなにかに
本当に感謝でいっぱいです。


今はライヴ予定を入れてないけれど、そろそろ次のライヴ、
いつもどうり、予定しようかな、
とおもいはじめつつ、少し休みたいような、
うたいはじめて12年、初めてちょっと落ち着いています。
今はもう少し、
自由気ままに良いライヴをたくさん見に行ったりしようかな。


また、頑張ります。
あの夜のこと、けして忘れません。
本当に、ありがとう。


おやすみなさい。