かばん と ぽるぽる


こんばんは、
寒いですが皆様風邪などひいていませんか、
私は元気です。(更新が滞っても心配しないでくださいね)
冬になってお茶がほんとうに美味しい。


先日おうちに「かばん」という短歌の同人誌が届きました。
かばんというのは雪舟えまさんが所属している「歌人集団かばんの会」が発行している月刊誌です。


実は、この「かばん」12月号は、
大好きな歌人雪舟えまさんの「たんぽるぽる」特集号で、
雪舟さんに依頼していただき、私が10月に執筆させていただいた
雪舟さんのこと」という文章が掲載されているのでした。

わたし、雪舟さんのことや「たんぽるぽる」への想いを、
全身全霊で書かせていただきました。


届いて、ドキドキして封をあけました。
表紙の絵も、とっても素敵で・・・・。
実際に活字になって本になってここに見てみると、本当に感激でした。
自分でも雪舟さんというひとに自分が感じているたくさんの想いが、
なんとか短い文章の中で少しは言葉にできているような気がして・・・
「たんぽるぽる」記念の号に、自分が関われたこと、
本当に感謝、そしてとてもとても嬉しくおもいます。


他の方が雪舟さんに書いている文章も、うんうん、と納得、
そしてああ、こんなふうにも感じるんだ、と感嘆し、
あらためて「たんぽるぽる」が人に感じさせる宇宙の大きさに
いろいろなことを感じ、嬉しさがいっぱいでした。



今日は吉祥寺に買い物にいって、雪舟さんにメールをしたら、
雪舟さんも吉祥寺にいて、すぐに会えて、遊びました。
高校生のように、本屋をまわったり
クレープを食べたりして、ほんとに楽しかった。。。!


「たんぽるぽる」は、「短歌年鑑2011」という雑誌で
今年の歌集10冊に選ばれていました。
本当に嬉しい。おめでとう、たんぽるぽる!!!


雪舟さんと確認して、嬉しいね嬉しいね
はやく雪舟さん芥川賞とればいいのに、とはしゃぎました。
(来年、短編集を出される企画もすすんでいるそうです、楽しみ・・・!)
雪舟さんと居ると、吉祥寺がまるで別の街のようだったなぁ。
今日のことをわたしは忘れないだろう。
2011年の年末。


「かばん12月号」読みたいという方は
東京 お茶の水東京堂書店
京都 三月書房
大阪 usedbooksこのはな文庫
もしくはかばんにて通販にて購入できます。


たんぽるぽるとともに、今年生まれの宝物がまたひとつ増えました。
雪舟さん、かばんのスタッフの皆様、担当の溝井様
ほんとうにありがとうございました。


たくさんの気に入ったうたに付箋をつけすぎて、
黄色い付箋がたんぽぽの野原のようなわたしだけの宝物。



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「うちで一番いいお茶飲んでおしっこして暖かくして面接ゆきな」
「誰からも気づかれぬゆえ遠くまで光を放つ計画のあり」
「捨てられた獣は月へ泳ぎつき人は汚れるなんてできない」
「雪の日も小窓を開けてこのひとと光をゆでる暮らしをします」
「もう歌は出尽くし僕ら透きとおり宇宙の風に湯ざめしてゆく」
                       (雪舟えま)