春はもうすぐ
春がすこしずつ、こっちに向かってきてる!
まだまだ寒いけれど、
風の中に、春の匂いが、隠しきれない。
なんとなく、
なんとなく、
長かったひとつの旅を、終えて、
新しい旅が始まる予感がしています。
過去との格闘、自分との格闘、世界との格闘、
吹雪の日の車のフロントガラスのワイパーの繰り返しのように、
見えては曇り、曇ってはまた開け、
または
走っても走っても
同じところをぐるぐる回っているようだけど、
それは、まるでゆるやかな螺旋階段であったように、
ちゃんと上に登っている。
そう思いながらも、必ずまた、
真っ暗に視界が曇るひは来るし、
でも、前と違うのは、
必ずまた視界は開けることがわかっていること。
春が来ることを、知っていること。
春が待ち遠しい。
だって一斉に世界中の植物が芽吹くなんて凄い!
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